【千葉】で受ける辛くない大腸内視鏡検査!イチオシ医院も紹介!

近年増加傾向にある大腸がん。食生活の欧米化により肉類などの高脂肪食品を摂取する機会が増えたことなどが原因と考えられています。

そんな大腸がんは、85%が良性のポリープから発症すると言われています。つまりポリープのうちに発見、切除することで大腸がんになるリスクをかなりの確率で減らすことができるということです。

そのため定期的な大腸内視鏡検査を受けることが大切になってきます。しかし「痛い・苦しいと聞いたことがある…」など不安も多いもの。そんな不安を軽減させてくれるような、苦痛の少ない大腸内視鏡検査を行う医院は千葉県内にも多く存在します。この記事ではそんな医院を見つけるコツと、おすすめ1院をご紹介します。

「大腸内視鏡検査」とはどのような検査?

検査方法

大腸内視鏡検査は、肛門に11mm~13mm程度の細長く柔らかい管を挿入し、先端に装着されたCCDカメラで大腸の内側を観察する検査です。検査できる範囲は直腸から盲腸までの大腸全体に及びます。

カメラで映すことでポリープやがん、出血や炎症などを画像で目視し、病変が見つかった場合は色素を注入したり、カメラをズームすることで病変表面の様子を観察したりして、より詳細な診断を行うことも可能です。

状況に応じて、その場で組織の一部を採取し、顕微鏡検査で細胞を詳しく調べたり、内視鏡を使ってポリープや早期大腸がんを切除したりすることもできます。

検査の流れ

一般的な検査の流れとしては、下記の通りです。

① 事前検査…検査を安全に行うために採血検査や問診で全身状態、感染症や薬剤アレルギーの有無などを調べる

② 前処置…大腸の中を空にする必要があるため、下剤(腸管洗浄液)を1~2リットル飲用し、排泄して腸内をきれいにする。検査前日の夕食は軽いものを、当日の朝は絶食が基本。

③ 検査の手順…検査着と検査用パンツに着替え、腸の動きを抑える薬を肩に注射する。検査台に横になり、検査精度を上げるために空気を送り込み腸管を膨らませて、検査開始。15~20分程度で終了。

検査中は体の向きを変えたり、お腹を押されたりすることがあります。また、X線を用いて内視鏡の進み具合や腸の形などを確認しながら行うこともあります。検査中は会話が可能なので、不安に思う点があれば医師に確認しましょう。

検査後は腹部の張りや軽い腹痛などを感じることがありますが、通常は数時間~数日で収まります。

最新技術で苦痛を軽減

高性能の内視鏡でスムーズに

近年内視鏡の開発技術もかなり進んでおり、より細く柔らかい高性能の物が開発されています。大腸が押されたり引っ張られたりする時に苦痛を感じるために、管の先が何かに触れると自然に曲がる仕組みになっており、腸の曲がった部分をスムーズに通過することができるようになっています。

腸管の形状や曲線に合わせて負担の少ないよう管の硬さを変えながら内視鏡を進めていくことができます。また、体内における内視鏡の様子も磁界を利用した観測装置により3次元的に確認でき、スムーズな挿入の大きな助けとなっています。

二酸化炭素を使用してお腹の張りを解消

内視鏡を受ける際に感じる苦痛は、腸管内を良く見えるようにするために注入する空気によるお腹の張りも原因のひとつです。これを避けるために現在は体内への吸収が空気の200倍以上も早い二酸化炭素(CO2)を使用するケースが増えてきつつあります。二酸化炭素は呼気として体外へ排出されるので安全でありお腹にガスも溜まりにくく、張りはかなり軽減されます。

鎮痛剤・鎮静剤の使用

また事前に鎮痛剤や鎮静剤を注射してから検査を行うこともできます。これにより、身体的・精神的にもリラックスした状態で検査を受けられるので希望する人も多いようです。ちなみに鎮痛剤と鎮静剤の違いは以下の通りです。

鎮痛剤=痛みを止める
鎮静剤=眠くなり意識が遠のいている状況
このような医療技術面での革新により大腸内視鏡検査の苦痛はかなり軽減されるようになっています。そして何より検査を担当する医師の手技も大きく関係してきます。医院のホームページにて担当医師のこれまでの検査経験件数を掲載していることも多いので、見比べながら検討してみるのがおすすめです。
苦痛の少ない工夫をされた大腸内視鏡検査を受けられる医院は千葉県内にも数多くあります。各医院のホームページや医療機関の口コミサイトなどで情報を集め、自身の希望に合った医院を選びましょう。

新しい大腸内視鏡検査『東京ベイサイドクリニック』

設備
実績
日帰りポリープ切除手術
院内の雰囲気
費用(観察のみ)
アクセス
×
女性医師
×
土曜日の診療
ネット予約

 

特徴

千葉県内にはさらに新しい形の大腸内視鏡検査を行っている医院があります。例えば千葉県船橋市の『東京ベイサイドクリニック』では「次世代内視鏡検査」と呼ばれる検査法により、事前に下剤を服用することなく、さらに検査中も無痛という画期的な大腸内視鏡検査で人気を博しています。

始めに、こちらも完全無痛技術の胃カメラを受け、その最後に十二指腸に直接下剤を注入します。このため通常検査前に行う大量の腸管洗浄剤の内服が必要なく、さらに内服時よりも排便の回数がまとまってくるので頻回排便による肛門への負担も減り、何度もトイレを往復する煩わしさからも解放されます。そしてこの処置時間も下剤を内服しての処置時間と比較して3分の1程度短縮されるので、通常ほぼ1日がかりで受けに行っていた検査の時間も半日もかからず済ませられるようになっています。

適切な量の鎮静剤を用いて検査中は軽く眠っているような状態の中で、年間2千件以上検査を行っている熟練の技術を持った院長が5~15分程で隅々まで診察。終了後はゆっくりと休憩しその後検査結果について丁寧な説明を受けます。

ちなみにこちらの医院はショッピングモール『ららぽーと』内にあります。検査前の空き時間や検査後に買い物やお茶などを楽しむことができるのもストレス軽減の大きなポイントになるのではないでしょうか。

口コミ

人生で初めて胃カメラと大腸カメラをやりました。最初の採血の注射以外本当に無痛で楽でした。院長始めスタッフまで迅速、親切、丁寧で安心して検査できました。何より病院もすっごくキレイで麻酔覚醒後の休憩スペースにもタブレットがあったり患者を飽きさせないようにもなってて医療設備だけでなくそういう所も最先端だなぁと思いました。 また来年もよろしくお願いします。(Googleより)

クリニック詳細情報

所在地 〒273-8530
千葉県船橋市浜町2-1-1ららぽーとTOKYO-BAY西館3階
アクセス 南船橋駅から徒歩5分
電話番号 047-495-0013
0120-52-5489(内視鏡専用)
公式ホームページURL https://www.tokyo-bayside-cl.jp/

診療時間

日・祝
10:00~12:00
17:00~19:00

※水曜日は祝日でも休診。第3・5日曜日は休診。

飲むだけ!?カプセル内視鏡とは

カプセル状の小さなカメラを飲み、体内を移動しながら撮影していく…というまるで未来のお話のような大腸内視鏡があります。

長さ約32mm、直径12mmのカプセルの前後にカメラがついており、2つ合わせてほぼ360度の視野角にて腸内を撮影していきます。毎秒4枚~35枚のペースで撮影された画像は体に貼付したセンサを経由し、腰に装着した記録装置に転送される仕組みになっています。

検査の流れは下記の通りです。

① 検査前日の夕食後、下剤を服用する
② 検査当日の朝は絶食です。来院後腸管洗浄剤を服用する
③ 腹部・胸部・臀部にセンサーを貼付、記録装置を腰に装着する
④ 適量の水と共に大腸カプセル内視鏡を飲み込む。その後は医師の指示に従いながら水分を摂ったり、食事をしたりしながら日常と同じように過ごすことが可能
⑤ 3時間~10時間後、大腸カプセル内視鏡の排出が確認できたら検査終了。検査結果は後日、担当医師より説明を受ける

従来の大腸内視鏡検査と同じく、検査前に下剤を飲まなければならない点、保険が適用されない方には高額である点、検査中にポリープの切除などの治療ができない点デメリットと言えるかもしれません。しかし、検査中に痛みや苦痛を伴う心配はほとんどないこと、検査中も日常生活が送れること、放射線被ばくもないことなどメリットは多く、苦痛の少ない大腸内視鏡検査を望むならばかなり有益な選択であるといえます。

千葉県内で大腸カプセル内視鏡を採用している医院は現在6院あります。生活圏の近くであれば、日常生活を送りながら検査することも可能なので、検討してみてはいかがでしょうか。

最後に

現在は大腸内視鏡検査も技術革新が進み、苦痛を和らげるための様々な工夫がなされています。挿入するカメラの管は細く、柔らかくなり腸管に当たる際の痛みはかなり軽減されました。腹部のガス溜まりも二酸化炭素の使用により早期に解消するようになっています。

千葉県内には「次世代内視鏡検査」と呼ばれる下剤内服不要・完全無痛の検査を行う医院もあり人気を博していますし、飲み込むだけで検査ができる「大腸カプセル内視鏡」を採用している医院もあります。苦痛の少ない大腸内視鏡検査を受けるにはこのようなポイント、そして医師の検査経験数も気に留めながらホームページや口コミサイトなどを見て比較してみると良いでしょう。

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