【埼玉】大腸内視鏡検査は痛い?おすすめ2院+気になる疑問を解説

大腸ガンを始めとする病気の早期発見に役立つと言われている、大腸の内視鏡検査。近年、従来のバリウム検査に変わり、内視鏡での検査が主流となってきました。

しかし内視鏡を使った検査というと「痛いのでは?」「お腹が苦しいって聞いた…」など、ネガティブなイメージもありますよね。
でも中には「痛みのない」「苦痛のない」内視鏡検査を実施している病院もあるのです。

痛みがない、または少ない検査を受けられる病院があるなら、ぜひ知っておきたいはず!ということで、この記事では【埼玉】で大腸内視鏡検査を受ける予定の方のために、苦痛の少ない病院の選び方をお伝えします!

大腸内視鏡検査の痛みの原因とその解決法

腹痛

大腸の内視鏡検査で痛みや苦痛を感じるのは何故なのでしょうか。原因は2つあります。

原因①大腸を引き伸ばしたり、押したりする際の痛み

大腸内視鏡検査で痛みを感じるのは、ほとんどの場合挿入時、つまり内視鏡を肛門から大腸に向かって挿入する時です。
従来の大腸内視鏡検査では、内視鏡を挿入する時に、空気を入れながらカメラを押し込んでいくやり方でした。この方法の場合、大腸を引き伸ばしたり、押したりして腸が突っ張るため、痛みや違和感が発生することがあるのです。

これを解決できるのが「無送気軸保持短縮法」です。「無送気軸保持短縮法」とは、大腸の痛みや張りをなくすための最新の内視鏡システムです。無送気軸保持短縮法では、内視鏡を挿入する際、大腸を少しずつ、手前に折りたたみながら挿入していきます。腸管に余分な空気が入れず、スムーズに内視鏡を挿入できるため、痛みを感じにくく、もしくは全く感じずに検査をすることができます。

原因②大腸に送り込んだ空気が検査後も残り、腹部に張りを感じる

複雑に曲がりくねった大腸のヒダの部分はそのままだと観察がしにくいため、空気を送り込んで膨らませます。検査後もこの空気のせいでお腹の張りが取れず、これが不快感の原因になります。この問題を解決するため、空気の代わりに炭酸ガスを送気するシステムがあります。炭酸ガスは腸への吸収が速いのでお腹の張りが解消するのが早く、空気の場合数時間残っていたお腹の張りも、検査が終わってすぐに解消されて気にならなくなります。

痛みとお腹の張り、この2つの原因を解決できるシステムを導入してい病院であれば、痛みのない検査が可能ですね!

痛くない検査ができる病院の特徴とは?

埼玉で内視鏡検査を受ける場合、病院によっては「痛みのない検査」が可能です。では、「痛みのない病院」は、従来の「痛みのある病院」と比べて、何が違うのでしょうか。

最新の検査機器を取り入れている

従来の大腸内視鏡検査では、痛みや苦痛のあるのが普通でした。でも近年、「痛くない内視鏡検査」と記載のある病院が増えてきています。そのような病院は、痛みのない検査を実施するために、最新の検査機器を取り入れています。

確かに、大腸ガンなど大腸の病気は、早期発見のために内視鏡検査が最も有効だということはすでに知られています。しかしながら、病気の早期発見のためとは言え、痛みがある検査を定期的にとなると、あんまり受けたくないのが正直なところ…

このように検査に痛みや苦痛があるということは、検査が必要なタイミングであっても、痛みに躊躇して検査を敬遠してしまう原因にもなりかねません。痛みのない検査を実施するということは、検査を受けられる確率が上がるということであり、ひいては大腸ガンの早期発見にも繋がる、ということなのです。

医師の経験や技術力

大腸の内視鏡検査は医師の高い技術力を必要とします。「痛みの原因の解決法」でも挙げた「無送気軸保持短縮法」を習得するには、最低でも2000件の経験数が必要とされます。内視鏡の検査経験が豊富で上手い医師が検査すれば、特別な検査機器や、場合によっては鎮静剤すら必要ないこともあるようです。

埼玉で大腸内視鏡検査を受けるなら、病院の公式ホームページで大腸内視鏡の検査実施数を調べたり、実際にその病院で検査を受けた人の口コミなどを参考にしたりすれば心強いですね。

鎮静剤のメリットとデメリット

大腸の内視鏡検査を行う際に、鎮静剤を使用する病院があります。「痛みのない検査」と明記している病院は導入しているところが多いようです。

鎮静剤のメリット

・意識がぼんやりとした状態になる
・検査前の不安感やストレスが緩和される
・検査中の苦痛や不快感があっても感じにくくなる
・恐怖感がなくなるので、今後も定期的な検査を受けやすくなる

鎮痛剤を使用すると、麻酔ほどではありませんが、意識がぼんやりとした状態になります。検査前も検査中も、苦痛やストレスを感じにくくなるため、より確実に「痛みのない検査」が可能です。

更に、初めての検査で痛みを感じず快適に検査を受けることができれば、その後も定期的な検査を受けることに抵抗がなくなるため、結果的に早期発見に繋げることができますね。
一方で、デメリットはどうでしょうか。

鎮静剤のデメリット

・意識がなくなることもある
・血圧が低くなりすぎることがある
・呼吸が弱まってしまうことがある
・鎮静剤の効果がなくなるまで、病院内で安静にする必要がある
・帰りは車やバイク、自転車の運転はできないので、帰りの交通手段が限られる

個人差が大きいので一概には言えませんが、眠気で意識がなくなることもあるため、医師と一緒にモニターを確認しながら検査を受ける、ということができない場合もあります。また、血圧が低くなってしまうことがあるので、普段から血圧が低めの人は注意が必要ですね。

帰りは車やバイクの運転ができなくなるので、来院時から公共の交通機関を利用するか、可能であればご家族などに迎えにきてもらえるよう手配しておくと安心ですね。

埼玉で痛くない内視鏡検査を受けるなら

実際に埼玉で大腸内視鏡検査を受けるなら、どこの病院がいいでしょう?今回は2箇所ご紹介します。

①桶川中央クリニック

特徴

公式サイトのトップに「日本内視鏡学会の専門医・指導医による痛みや苦しさのない内視鏡検査」という記載があります。痛みのない検査のためには、最新の内視鏡システムと、医師の豊富な経験と高度な技術力が重要になりますが、こちらではオリンパス社製の最新の内視鏡システム「EVISLUCERAELITE(イーヴィスルセラエリート)」を導入しています。

また、内視鏡の専門医を指導をする立場の医師が検査を行ってくれるという点も信頼度が高いですね。鎮痛剤も使用しているので、ぼんやりウトウトしているうちに検査が進み、不安感や不快感もない検査が受けられます。

口コミ

とても親身に話を聞いてくれます。 内視鏡検査もとても上手でよかったです。(Googleより)

クリニック詳細情報

所在地  〒363-0022
埼玉県桶川市若宮2-2-22
アクセス JR高崎線桶川駅西口から徒歩3分
電話番号 048-786-6628
公式ホームページURL https://www.okegawa-clinic.jp/

診療時間

日・祝
9:00~12:30
15:30~19:00
~17:00

※胃カメラ:9:00~11:00・12:30~15:00
大腸カメラ:12:30~14:30

②武蔵浦和メディカルセンター ただともひろ胃腸科肛門科

特徴

「痛みの原因とその対策」でも紹介した、「無送気軸保持短縮法」を採用しており、世界最高基準の先端キャップを使用しています。この病院の院長は大腸内視鏡検査の専門書で、全国の大腸内視鏡医が愛読しているという「患者に優しい無痛大腸内視鏡挿入法」の著者であり、「痛みのない内視鏡検査」という分野において、専門医の中でも専門家でもあります。

また、公式サイト上に大腸内視鏡検査を受けた人の口コミが多数あり、「痛みもなく大変安心感があった」「あっという間に検査が終了し、感動した」「丁寧でスピーディなので安心できる」など、ポジティブなものばかりでした。実際にこの病院で検査を受けた人の感想が見られるというのは、非常に安心感がありますよね。

口コミ

リピーター。検査予約から検査まで1週間。当日も、家で2時間かけて下剤を飲むので、ギリギリまで家にいられる。2時の検査予約なら、1時半に受付、2時過ぎに検査、検査終了後、鎮静剤が切れ次第、主治医の結果説明、3時半前には会計し終了。他の病院だと1日がかりだから、楽すぎる・・・(Googleより)

クリニック詳細情報

所在地 〒336-0021
埼玉県さいたま市南区別所7-2-1
アクセス  JR埼京線・武蔵野線武蔵浦和駅から徒歩4分
電話番号 048-837-9333
公式ホームページURL https://www.musashiurawa.jp/ichoka/

診療時間

日・祝
9:00~12:30
~11:30
15:00~18:00

最後に


埼玉で大腸内視鏡検査を受けられる病院は数多くあります。でも、どこでも痛みや苦痛のない検査が受けられるわけではありません。最新の設備が整っていて、経験豊富な高い技術を持った医師が検査をしてくれる病院となると、やはり数が限られるようです。

また、病院によっては、大腸内視鏡検査を実施している時間帯が限られているところもあり、評判のいい病院は人気も高く、検査の予約も埋まりやすいようですね。埼玉で大腸内視鏡検査を受けようと思っている人は、早めに問い合わせてみましょう。定期的な検査で、大腸ガンの予防や早期発見に努めましょう!

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